よくある質問

Q1. 専門以外の眼の症状も診てくれますか?

もちろんです。当院ではあらゆる眼科の病気を診察します。近視・乱視・老視への眼鏡・コンタクト処方から、結膜炎やものもらい、ドライアイや白内障・緑内障・網膜の病気まで。すべての領域において常に最新の知見を取り入れた診療を心掛けております。万が一、より高度な診療が必要であると判断された場合には、東北大学病院をはじめとした他施設への紹介も担当します。

注:小児眼科(斜視・弱視)の診療は現在行っておりません。

(1)5歳未満の視力低下
(2)斜視の検査・治療
については、専門機関への受診をお願いいたします。

Q2. 紹介状がなくても大丈夫ですか?

まったく問題ありません。どなたでもお気軽にお越しください。

Q3. 初診日に手術ができますか?

初回の診察時に手術をすることはありません。まずは正確な検査・診断を行い、後日予約された手術を行うことになります。

Q4. 全身麻酔後に帰宅して、本当に大丈夫ですか?

日帰り全身麻酔システムを可能にしたのは、最近の麻酔の進歩によります。
日帰り手術には、麻酔及び手術手技の技術向上がされたエキスパートのみが行うことができる、医療サイドの高度な技術と経験が重要です。常に最新の技術を導入するように努力しておりますので、ご安心して日帰り手術をお受けください。
「長く入院するほうが合併症が少ない。」とか「長く入院するほうが病気の治りが良い。」ということはありません。むしろ長期入院による弊害もあります。健康な方を健康なままでお戻しするのが日帰り手術です。

Q5. 涙管チューブ挿入術に失敗はありますか?

当院を受診された患者様の中には、涙管チューブ挿入術の失敗(不成功)についてご相談される方がいらっしゃいます。お友達が他の施設でチューブ挿入を受けたが、効果がなかったようだというご心配です。もちろんどんな技術を以てしても100%成功する手術というものはないのですが、チューブ不成功の一番の原因として、術前に閉塞部位(詰まっている場所)をきちんと診断できていなかった可能性が挙げられます。「涙道」のページに詳しく記載していますが、鼻涙管と言って涙道の下流に閉塞があった場合、上流の閉塞に比べて格段に成功率が下がってしまうのです。チューブ治療の効果が弱い、鼻涙管閉塞という病気には別に専用の術式があります(涙嚢鼻腔吻合術のページ参照)。当院は術前に必ず涙道造影CT検査を行い、正しく閉塞部位診断を行ったうえで患者様に合った治療方針を決定することを心がけております。

Q6. 涙嚢鼻腔吻合術にも失敗はありますか?

鼻涙管閉塞に対する治療効果が非常に高い、涙嚢鼻腔吻合術。しかしこの手術を以てしてもごくまれに再発する例がございます。
問題はその成功率を限りなく高め、さらに合併症や事故などを起こさないよう安全性を追求すること。当院における初回の成功率は95%と高値を維持しております。万が一再発が生じた場合でも(数%の確率)、レーザーによる再開通術などのアフターケアが可能です。安全性についても常に配慮しておりますので術後の合併症も極めて少なく、後遺症もほとんど見られません。今後も患者様が安心して手術をお受けできるようスタッフ一同尽力させて頂きます。